【教師の働き方】残業時間を少なくする方法!?野球型からサッカー型の働き方をしよう!
- なかなか早く帰れない。
- 今日も深夜まで学校で教材研究。
- たまには早く帰りたいなー
残業が多く、帰る頃にもう深夜という教師も多くいることでしょう。
教員10年目の私も新任教師(初任者)の頃はほぼ毎日、深夜0時まで仕事をしていました!
この記事では、深夜まで残業していた私が残業時間を減らした働き方を紹介します。
この記事を読むと、効率的に仕事をする方法が理解できて、残業時間が減って早く帰れるようになります。
この記事の結論は、野球型の働き方から、サッカー型の働き方にするだけです。
ぜひ最後まで読んでください。
この記事は、働き方を改善するにはこの本がおすすめです。気になる方はぜひ読んでください。
サッカー型と野球型の働き方とは
サッカー型の働き方は制限時間を設定して時間で仕事内容を決める働き方
→時間が来たら、仕事が途中でも終わりにするというものです。
野球型の働き方は仕事内容で決める働き方
→仕事が終わるまで時間を延長していくというものです。
私が深夜まで残業していた頃は、野球型の働き方をしていました!
あまり深く考えず、とりあえず思いついた仕事からやっていく。その結果、だらだらと仕事をして時間だけが過ぎていくこともありました。
しかし、サッカー型の働き方に変えてから残業時間が月45時間をきるようになりました。
私の中学校は5時まで部活動があるので、残業時間を0にすることはできませんが・・・
やることが多く、どこまでやったらいいのか正解がない教師という仕事だからこそ、サッカー型の働き方に帰るだけで効果的。
残業時間が長く疲れてしまっている教師にはおすすめの働き方です。
翌日も笑顔で子どもの前に立つためにも、サッカー型の働き方にしてみませんか?
サッカー型のメリット
サッカー型の働き方をすると、残業が確実に減ります。途中でも時間で仕事を終わらせるので、当たり前です。
しかし、サッカー型の働き方にはそれ以外にもメリットが多くあります。メリットを5つ紹介します。
その5つは以下の通りです。
- 効率的に仕事ができるようになる
- 良い緊張感で仕事ができる
- 見通し力がつく
- 締め切りに間に合わせられるようになる
- 必要な仕事に力を注げる
効率的に仕事ができるようになる
サッカー型の働き方は、効率的に仕事をやらないとやりきれません。
そのため、仕事を効率的にやるためにはどうすればいいのか考えて仕事をするようになります。
実際、私は授業のプリントを作るのにダラダラと時間をかけ、その場の思いつきで作っていました。
せっかく作っても、思いつきで変更をしていき、最終的に詰め込みすぎて、この授業で何を押さえたいのかわからないプリントを作っていました・・・
しかし、サッカー型に変えてから、効率を考えるようになり、最初におさえたいポイントを考え、構成を考えて授業プリントを作るようになりました。
効率を考え仕事をするようになり、いろいろな面でプラスの効果が生じるようになりました。
プリントづくりでも、感じた効果は以下の通りです。
- 短時間でプリンを作れるようになる。
- シンプルでわかりやすい構図になる。
- ポイントを抑えたプリントを作れるようになる。
サッカー型の働き方に変えると、仕事の質を高めながら、効率的に働くことができます。
良い緊張感で仕事ができる
サッカー型の働き方では、時間が決まっているので、良い緊張感で仕事ができます。
私はこんな経験があります。
放課後にする仕事と日中の授業の空き時間にする仕事では、空き時間にする仕事の方が集中力高く仕事ができた。
その原因は、緊張感があるかないかです。時間がある放課後だと緊張感が薄くなります。
しかし、時間に追われている空き時間は、良い緊張感がうまれ、高いパフォーマンスを発揮できます。
良い緊張感で仕事をするために、時間を設定して仕事をすることができます。
サッカー型の働き方は、高いパフォーマンスを発揮できるようになります。
見通し力がつく
サッカー型の働き方をしていると、時間内で終わらせるために、優先順位をつけて仕事をするようになります。
優先順位をつけるには、どの仕事が一番必要な仕事か、やるべき仕事はどれか考えます。
そういった思考を繰り返していくと、物事を終わりから考えるようになり、見通し仕事ができるようになります。
私は、サッカー型の働き方に変えてから、翌週の予定を気にするようになりました。翌週の予定から今やるべきことを考えて仕事をするようになったのです。
来週は『こんな行事があるな』とか『来週の授業はこんな感じだから、このプリントを作っておこう』などと考えることができるようになりました。
サッカー型の働き方をするだけで見通し力がついた証拠だと思います。
締め切りに間に合わせられるようになる
サッカー型の働き方をすると書類の提出の締め切りが守れるようになります。
教員は意外と提出する書類が多くあります。日々の業務の忙しさから提出する書類を忘れてしまうなんてこともしばしば。
恥ずかしいのですが、私自身、提出する書類の締切を守れない教師の1人でした・・・
しかし、サッカー型の働き方にすることで物事や仕事の優先順位をつけられるようになりました。
その結果、優先順位の高い仕事(提出期限が近い仕事)からやるようになり、締め切りを守れないということが減りました。
今では、ほとんどありません。記憶から抜け落ちていて、守れないということもごくたまにありますが‥
提出期限が守れないという失敗したことがある教師はサッカー型の働き方がオススメです。
必要な仕事に力を注げる
本当に必要な仕事、教育的な効果が高い仕事に力をそそげるようになります。
サッカー型の働き方をすると、時間に対する考え方変わり、必要な仕事はないか考えるようになります。
- その仕事の目的は何か。
- ねらいはないか。
- 本当に必要か。
と考えるようになりました。
こんなことがありました。
新任であった頃の私は、毎日学級通信を書くことが目的になっていました。
とりあえず書いて、出すことが大切。こんなふうに考えて、薄い内容でも出していました。
しかし、サッカー型の働き方に変えると、時間がかからなくても、教育効果が高いのではないかと考えるようになりました。
その結果、通信として書くのではなく、しっかりと考えて話したほうがいいと思い、朝・帰りの会で話すようになりました。
その結果、話す内容をしっかり考えられる分、話の質も上がり、残業時間も減りました。
※学級通信を書くことが悪いのではなく、私には合わなかったということです。ご了承ください。
目的を考えながら仕事をするようになり、仕事の質が向上しました。
サッカー型の働き方のやり方
サッカー型の働き方のやり方を解説します。
ポイントは3つです。
- 朝一番に、今日やる仕事決める
- 仕事に優先順位をつける
- 思い切って諦めることも大切
1、朝一番に、今日やる仕事決める
まず朝一番、席着いたら本日のやる仕事を決めましょう。
そのときに、どの時間に何をどれだけの時間をかけてやるのかを決めていきます。
- 日中に授業の空きが1つあるから、ここでプリントをつくる。
- 放課後の時間は、学級通信を1時間で書く
などと決めます。
2、仕事に優先順位をつける
1の朝一番に、今日やる仕事決めるときに、仕事の優先順位を決めて、優先順位の高いものからやっていくことが大切。
やりたい仕事ではなく、やるべき仕事からやっていくことが大切です。
優先順位の高い仕事とは、締め切りの近いものだったり、教育効果が高いと思われるものだったりします!
優先順位は自分なりのものでいいので決めて計画していきましょう。
3、思い切って諦めることも大切
やっている時に、考え込んでしまって、決めた時間でやりきれないものもでてくるかもしれません。
その時は諦めましょう。諦めることも大切です。
どうしてもやらないといけない仕事であれば、翌日にしましょう!ダラダラとやらないようにしましょう!
そして、やりきれなかったことを反省し、次の日にやり切るためにどうするか考えましょう。
もうやらないと決めることも大切です。
まとめ
この記事では、残業時間を少なくするだけではなく、メリットも大きいサッカー型の働き方について解説してきました。
サッカー型の働き方のメリットは残業時間が減るだけでなく、他にも5つ紹介しました。
- 効率的に仕事ができるようになる
- 良い緊張感で仕事ができる
- 見通し力がつく
- 締め切りに間に合わせられるようになる
- 必要な仕事に力を注げる
そして、サッカー型の働き方をするためのポイントは3つあります。
- 朝一番に、今日やる仕事決める
- 仕事に優先順位をつける
- 思い切って諦めることも大切
残業な多い教員はサッカー型の働き方をすることがオススメです。私自身、サッカー型の働き方するようになって、残業時間が減るだけでなく、教師としての資質も向上したように感じます。
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