【一条工務店】寒波到来!!「さらぽか空調」の電気代は約860円!快適生活の全貌!
「一条工務店の床暖房って本当に、あたたかいの?」
「真冬だったら、生活のイメージを知りたい!」
「床暖房ってどれくらいの費用がかかるの?」
住宅を選ぶときに、空調システムはすごく大切にしたいと考える方は多いのではないでしょうか?そんな中でも、冬の空調システムの性能やかかるコストについては、十分に考えていきたいところです。
私は、一条工務店の空調システムに魅力を感じ、一条工務店で家を建てることにしました。そして、1年住んでみると、その良さを多くの人に伝えたいと感じるようになりました。
この記事では、一条工務店の住宅に住む私が実際に、冬の床暖房の生活の様子をお伝えしようと思います。今回は特に、10年に1度と呼ばれる寒波が日本に到来した日の様子や消費電力やコストについて、実際の我が家のデータを使って、説明します。
結論、「さらぽか空調」の電気代はおよそ860円でした。
この記事を読むと、一条工務店の住宅の「さらぽか空調」についてイメージをもつことができます。
実際に、一条工務店の住宅はどれだけ快適なのか気になるという方は最後まで読んでください。
【一条工務店の空調システム】「さらぽか空調」とは
- 床暖房
- 換気システム
- 住宅の構造
一条工務店の空調システム(我が家の場合、さらぽか空調)は、床暖房・換気システム・住宅の構造の3つで成り立っています。(出典:『さらぽか空調【世界初の全館空調システム】-一条工務店』)
床暖房
一条工務店の住宅は、90%で床暖房を採用しています。私が住むi-smartⅡも全館床暖房が標準設備でした。リビングはもちろん、トイレも玄関も浴室の洗い場も温かいです。
床暖房ですので、火を使わず温めるので、ストーブなどに比べると安全性も高いです。
そして、床暖房は「ふく射熱(遠赤外線)式」と呼ばれる暖め方です。これは岩盤浴などと同じで、体の芯からじんわりと温める効果があります。
換気システム
一条工務店の換気システムは「ロスガード90」というものです。これは、快適な温度と湿度に調節して換気してくれるシステムです。厳密には我が家の「さらぽか空調」はこの「ロスガード90」ではないようですが、冬に関してはほぼ同じシステムのようです。
このシステムでは、冬場であれば、乾燥した冷たい空気を、湿度と温度を上げて、室内の状態に近づけて、室内に入れてくれるのです。
どのくらい近づけてくれるのかというと90%くらいということで、ロスガード90らしいです。室温20℃、外気0℃であれば、18℃にして室内に送り込むシステムということです。
住宅の構造
一条工務店の住宅は、「高性能ウレタンフォーム」という断熱材を使っており、超気密・超断熱の構造になっています。
要するに、住宅の壁の隙間が少なく、壁も熱を伝えにくい構造になっているため、室温と湿度を保つことができます。外壁、天井、床、すべてに使っているので、熱を逃しません。
また、窓ガラスも逃しづらい構造になっています。そのため、電気代を節約することに繋がっているのです。
この3つで快適生活です!
【一条工務店のさらぽか空調】寒波到来の日の様子は?
ここからは実際に私の住宅の測定値を用いて、住宅のイメージを紹介します。
測定した日、寒波が到来し今年一番の冷え込みになりました。室外が0℃になっても、室温は23〜24℃に保たれました。湿度も加湿器をつけることで、乾燥することなく快適なものでした。
寒波が到来した日の実際のデータは以下のとおりです。私の地方では、積雪はないものの、一日を通して雪が降ったりやんだりを繰り返す天気でした。
設定温度:28℃
私の家では設定温度を28度にしています。28℃に設定すると、だいたい23〜25℃くらいの温度の室温になります。
今回は朝の6時から測定を開始しました。
朝6時ごろ
外気:気温ー0.8℃ 湿度ーー%
室内:気温23.6℃ 湿度45%
朝はかなり冷え込み、私の地域ではあまりないマイナスの気温を記録しました。それでも室温は23℃ほどで、快適な温度でした。
またマイナスの気温になった結果、湿度は測定ができませんでした。
次は、帰宅後の夜6時に測定しました。
18時ごろ
外気:気温4.3℃ 湿度39%
室内:気温24.0℃ 湿度38%
私の地域では積雪はありませんでしたが、夜6時ごろはちらちらと雪が降っていました。室外は4℃と冷え込んでいましたが、室温は24℃とかなり暖かい状態に保たれていました。湿度も40%ほどあり快適です!
次は寝る前、深夜の0時に測定しました。
深夜0時ごろ
外気:気温3.4℃ 湿度62%
室内:気温23.5℃ 湿度52%
深夜0になり、気温は1℃ほど下がりました。それでも室温も18時ごろに比べると0.5℃下がっていますが、23.5℃に保たれています。
洗濯の部屋干しをしたり、入浴後に浴室のドアを開けたままにしておいた結果、湿度も50%を超える快適な湿度になりました。室内では乾燥を感じることなく過ごすことができました。
次の測定は翌朝、6時に行いました。
朝6時ごろ(翌日)
外気:気温2.8℃ 湿度67%
室内:気温23.5℃ 湿度51%
翌朝も冷え込み、約3℃という室外の温度でした。しかし室内は23.5℃に保たれました。また加湿器をつけたままであったこともあり、湿度も50%程度に保たれていました。
この測定から・・・
測定結果のように気温が一番下がる朝方に室外の温度は0℃を切りました。しかし、室内の温度は室温は23℃ほどで快適な温度でした。
また、冬場の快適な湿度は40〜60%と言われています。今回、湿度も加湿器をつければ、38〜52%となり、快適な空間になりました。
「さらぽか空調」によって、保温性と保湿性が発揮されました!
ちなみに雨の日であれば、冬であっても加湿器を付ける必要もありませんでした。
冬の晴れた日と比較すると電気代はどれだけ違うのか?
冬のよく晴れた日と寒波到来の日を比べると、1日で860円ほど電気代が違うことがわかりました。
測定した日の私の住む地域の気象条件は以下の通りでした。(気象庁HPより)
晴れた日(12月上旬)
- 1日の平均気温:10.3℃
- 最高気温:20.3℃
- 最低気温:3.1℃
寒波到来の日(今回の測定日)
- 1日の平均気温:1.1℃
- 最高気温:6.2℃
- 最低気温:−4.3℃
寒波が到来した日は、晴れた日と比べて1日の平均気温は9℃ほど低くなりました。寒波が来たことによって、1日を通してかなり冷え込んだことがわかります。
特に朝の冷え込みは厳しく、私が住む地方ではめずらしくマイナス4℃を記録しました。
1日を通しての消費電力は以下の通りです
1日の消費電力21.792kWh(以下、各時間の消費電力を抽出しました。)
深夜0時 0.631kWh
早朝3時 2.247kWh
朝6時 0.692kWh
朝9時 0.680kWh
昼12時 0.643kWh
昼3時 0.516kWh
夕方6時 0.637kWh
夜9時 0.740kWh
1日の消費電力36.389kWh(以下、各時間の消費電力を抽出しました。)
深夜0時 1.805kWh
早朝3時 3.097kWh
朝6時 1.446kWh
朝9時 1.107kWh
昼12時 0.907kWh
昼3時 0.732kWh
夕方6時 1.335kWh
夜9時 1.213kWh
晴れた日の消費電力は、21.792kWh。
寒波が到来した日の消費電力は、36.389kWh。
同じ12月であっても、寒波が到来し冷え込んだ1日では、晴れた日の約1.6倍の消費電力が生じました。
冷え込んだ1日では、すべての時間で大きく電力を消費しています。特に早朝は冷え込むため、電力を消費しています。
晴れた日でも放射冷却によって冷え込むので、電力を消費しますが、より一層電力を消費しました。
同じ12月なのに、1.6倍の消費電力が違うのは驚きです。
寒波到来の日、床暖房がフルパワーで動くと、電気代は1日で860円多くなる!!
床暖房をつけない1日と寒波が到来した今回の測定日の電気代を比較しました。その結果、結論、1日の消費電力は27.7kWhの差が生じて、1日で860円の差が生まるということがわかりました。
算出方法は以下の通りです。
算出するために気候が安定して過ごしやすい秋の日と比較しました。この比較した秋の日は床暖房をつけていない1週間です。
この比較した秋の1週間は床暖房をつけていなかった以外は、寒波到来した日と同じように生活をしました!
消費電力には床暖房だけでなく、冷蔵庫などのその他の電化製品が消費した電力も含まれます。
床暖房以外に消費した電力はほとんど同じなので、今回の寒波到来した日の床暖房がの消費電力を割り出すことを行いました
また、できるだけ床暖房以外の消費電力を割り出すために、1週間の平均値と比較します。
- 1日目(晴)消費電力:7.961kWh
- 2日目(晴)消費電力:9.814kWh
- 3日目(雨)消費電力:9.729kWh
- 4日目(曇)消費電力:8.804kWh
- 5日目(晴)消費電力:8.580kWh
- 6日目(晴)消費電力:7.895kWh
- 7日目(曇)消費電力:7.924kWh
1週間の平均消費電力:8.672kWh
1日の消費電力36.389kWh
この結果、消費電力の差は以下の通りになります。
消費電力の差は
(寒波到来の日の消費電力)ー(秋の日の消費電力)
(36.389kWh)ー(8.672kWh) = 27.717kWh
「新電力料金目安単価」によれば、1kWhあたりの平均的な電気料金は31円です。
よって、床暖房がフルパワーで稼働したときにかかる電気代は1日で
(27.717kWh)×(31円)
=859.227円
ということがわかりました。
24時間、家全体を快適な空間にするのに、約860円かかると言うことがわかりました。
エアコンと比較すると・・・
床暖房は1日つけると、おおよそ860円ということがわかりました。これは安いのか、高いのか。実はかなりお得です。
エアコンは性能や室温、外気の温度などによりますが、15 〜 23畳用のエアコンの場合、1時間あたり54.2円です。(引用:CDエナジーダイレクト)
よって、24時間つけると
(54.2円)×(24時間)=1300.8円
となります。
よって、エアコンであれば一部屋、1日温めるのに1300円かかってしまいますが、一条工務店の住宅であれば、860円で家全体を温めることができるとわかりました。
家全体を860円で温めるのはすごいですね?これはかなりお得です!!
【さらぽか空調】寒波が到来した雪の日、一日を通しての感想!
寒波が到来した日でも、一条工務店のさらぽか空調であれば、かなり快適に過ごせました。
特に気温が常に23〜24℃に保たれるのはとてもうれしいです。しかも家のどこにいても快適な温度であることはよかったです。
お風呂やトイレにいても、寒い思いをしないのはストレスフリーです。
また、湿度も加湿器をつければ1日を通して、快適な湿度に保たれたのもよかったです。冬でも感想を感じないのは、うれしいです。
やはり、温度の面、湿度の面から考えても一条工務店の空調システムは快適に過ごせました。
寒波が来ても、快適生活です!
余談ですが・・・
寒波が来ることによって空には雲が広がるので、太陽光発電で発電がほとんどできませんでした。消費電力だけでなく、売電収入もなくなってしまったのがすこし残念でした。
まとめ
この記事では、一条工務店の住宅に住む私が実際に、冬の空調システム(床暖房)の生活の様子をお伝えしました。
今回は特に、寒波が到来し、とても冷え込んだ1日の湿度や温度、消費電力について、実際の測定結果を使って、紹介しました。
一日を通して室温は23〜24℃に保たれて、加湿器を使えば湿度も快適なものでした。
消費電力から考えると、1日のさらぽか空調(床暖房)の消費電力は860円ほどでした。エアコンと比べてもかなりお得であるとわかりました。
一条工務店の住宅に住む私も、空調システムに魅力を感じて、ハウスメーカーの選択をしました。一条工務店の住宅は高級住宅ですが、それに見合うだけの快適さがあります。
住宅を考えているのなら、一度、資料請求などをして検討してみてはいかがですか?