【夏に大活躍】さらぽか空調の床冷房はすごい!暑い日の湿度・温度の変化を解説!
「夏のさらぽか空調って本当に涼しいの?」
「一条工務店の住宅の空調には、床暖房だけでなく床冷房って本当?」
「床冷房って聞いたことないけど・・・?」
住宅を考える上で空調システムは気になるところです。一条工務店の住宅の「さらぽか空調」には床暖房だけでなく、床冷房もあります。それは「さらぽか空調」という空調システムです。
一条工務店の住人である私は、さらぽか空調のおかげで快適な生活を送っています。
今回は、さらぽか空調の床冷房について、測定結果を使って解説します。
結論、さらぽか空調の床冷房を活用すれば、エアコンは必要ありませんでした。室温と湿度を管理されるので、スイッチはずっとオフでした。
どんな感じであったのか気になる方は、最後まで読んでください。
夏の「さらぽか空調」の外・室内の湿度と温度を比較
空調の設定は下に示します。また気象庁によると、この2日間の私が住む地域の天気、最高気温と最低気温は次のとおりでした。
- 天気:晴れ
- 最高気温:35.7℃
- 最低気温:24.3℃
- さらぽか空調の設定:床冷房25℃
- デシカント湿度設定:快適
今回は、こちらの温度計を使って、測定しました。
室外の温度と湿度の変化は以下の通りでした。
時間 | 室外温度(℃) | 室外湿度(%) |
15:00 | 39.8 | 34 |
18:00 | 31.7 | 55 |
21:00 | 27.9 | 59 |
0:00 | 26.2 | 75 |
6:00 | 25.7 | 84 |
9:00 | 28.3 | 68 |
12:00 | 29.9 | 62 |
15:00 | 43.3 | 31 |
室外の温度は最高40℃を超える温度になりました。玄関にセンサーを置いたので、かなり高温まで上昇しました。
湿度も大きく変化し、昼間の湿度は30%ほどですが、夜には80%を超えてモワッとしていました。
時間 | 室内温度(℃) | 室内湿度(%) |
15:00 | 27.4 | 36 |
18:00 | 27.4 | 35 |
21:00 | 27.8 | 38 |
0:00 | 27.5 | 43 |
6:00 | 26.8 | 38 |
9:00 | 28.8 | 37 |
12:00 | 28.3 | 44 |
15:00 | 27.4 | 37 |
室内は、ほぼ一定の温度に保たれていました。28℃くらいの室温で一定の値となりました。また、湿度もほぼ一定となり、30〜40%となりました。
28℃という温度は、湿度が低く保たれているので暑く感じることはなく、快適な空間でした。
エアコン無しで、ずっと快適な空間でした!
グラフにまとめると以下の通りです。
グラフからもわかるように、室内は温度も湿度もほぼ一定ですが、室外は大きく変化しています。
さらぽか空調についての床冷房について、さらに知りたい方は以下の記事をご覧ください。
床冷房!!夏の「さらぽか空調」のメリット3選
今回の測定から感じた床冷房(夏のさらぽか空調)のメリットを3つ+1つ紹介します。
- 1、温度と湿度が一定
- 2、自然な温度と湿度
- 3、サーキュレーターを使えば、かなり涼しい
- おまけ、エアコンを使えば、さらに涼しい
1、温度と湿度が一定
常に温度と湿度が一定で快適に感じることができます。また、部屋の中が常にこの状態なので、帰宅直後に暑く、じめじめするということはありません。
実際、私は12時〜15時の間、外出していました。帰宅直後、快適な空間でした。
アパートぐらしの頃は、真夏の日、家に帰ると、暑くてじめじめしたことを覚えています。部屋が冷えるまでの時間に汗をかいていましたが、今はこんなことはありません。
ずっと快適なので、ストレスがなくなります!
2、自然な温度と湿度
私は入居する前、さらぽか空調は27℃前後で暑くないのかと疑問に思っていました。27℃といえば、暑いイメージをもっていたからです。
しかし、実際に入居してみると涼しく感じます。それは湿度が管理されていてさらっとしているからです。
職場の場合、送風口の近くに私の席があるということもありますが、エアコンがついていると寒く感じます。
そして、場所を移動すると暑く感じるところもあります。エアコンで部屋を冷やすと、室温にムラがあるように感じます。
しかし、さらぽか空調では、部屋全体が均一に冷やされ、湿度も管理しています。その結果、寒くもなく暑くもない、さらっとした空間で快適に生活できています。
温度ムラがないところも、快適な理由です!
3、サーキュレーターを使えば、かなり涼しい
さらぽか空調は、お風呂上がりなどは暑く感じます。
そんなとき、天井に備え付けのサーキュレーターです。サーキュレーターを活用すれば涼しいです。
さらぽか空調のハンドブックでも推奨されていますが、我が家ではサーキュレーターは風量弱でずっと運転しています。
冷たい空気が下にたまらず、かき混ぜることでどこでも快適空間をつくっているためです。暑いときは、この風を中や強にすれば、解決します。
サーキュレーターの風が涼しく感じます!
おまけ エアコンを使えば、さらに涼しい
もしも暑いというときは、エアコンを使うという手もあります。しかし、私は使用したことがありません。
使用しなくても、サーキュレーターでなんとかなるからです。
私は使わなくても快適です!
快適なのはわかったけど、ランニングコストがかかるんじゃないかと気になった方は以下の記事をご覧ください。
床冷房!!夏の「さらぽか空調」のデメリット2選
どんなものにもデメリットはあります。今回、感じたデメリットを2つ紹介します。
- 1、急速に冷やしたいとき、エアコンには負ける
- 2、風呂上がりなど暑く感じる瞬間がある
1、急速に冷やしたいとき、エアコンには負ける
さらぽか空調は、床冷房をしようするため、急速に部屋を冷やすといったことはできません。
我が家にはエアコンが1台ありますが、1階のリビングにあるだけなので、2階を急速に冷やすことはできません。
なしでも十分涼しいですが、暑がりの人は相性が悪いかもしれません。
見通しをもって、設定温度を調整しておけば、大丈夫です!
2、風呂上がりなど暑く感じる時もある
お風呂上がりなど、体温がかなり上がっているときは暑く感じることもあります。
しかし、サーキュレーターの風にあたれば、すぐに涼しくなります。もし風にあたることが苦手という人は、ちょっと我慢しないといけないかもしれません。
サーキュレーターを活用すれば、大丈夫です!
まとめ
夏のある1日、さらぽか空調を稼働させて、室内と室外の温度・湿度を比べると、室内は快適な温度・湿度にすることができました。
実際に室外の温度・湿度と比べると、数値でも違いがあったし、体感でも違いがありました。
私が感じた3つのメリットは「1、温度と湿度が一定」「2、自然な温度と湿度」「3、サーキュレーターを使えば、かなり涼しい」ということでした。
私が感じた2つのデメリットは「1、急速に冷やしたいとき、エアコンには負ける」「2、風呂上がりなど暑く感じる瞬間がある」ということでした。
私はデメリットよりもメリットの方が大きく、導入してよかったと感じています。ぜひ、悩んでいる人の参考になればうれしいです。