【実質0円というかプラスに?】一条工務店のさらぽか空調の夏の電気代はいくらか?
「一条工務店は高級住宅だから、ランニングコストも高いんじゃないの?」
「電気代は高いんじゃないの?」
「ずっとつけっぱなしって聞くけど、高くなりそう」
住宅は建てたら終わりではなく住み続けていく以上、ランニングコストは気になりませんか?
私は一条工務店の住宅に住み始めてから、コストが抑えられているのに、快適な生活ができています。
この記事では、夏のさらぽか空調(床冷房)を活用しながら、快適に生活をしつつ、電気代の自己負担を抑えられた理由を紹介します。
それは①太陽光発電で発電した電気を使うから②常に快適な温度と湿度を保っているから③一条工務店の住宅は気密性が高いからです。
この記事を読むと夏にさらぽか空調を使って、快適な生活を送っても自己負担額が0円に。むしろプラスになる理由がわかります。
自宅の購入を考えている人は、最後まで読んでください。
夏、さらぽか空調を使った我が家の電気代を公開!
私は、2022年9月から一条工務店のさらぽか空調を導入した家に住んでいます。
夏場も快適に生活できています。電気代は、春と夏で大きな変化がありません。今回、一番暑かった7月の電気代が一番低くなっています。
私の家の電気代は次のとおりです。
期間 | 金額 | 備考 |
5月分 4月5日〜5月5日 | 7678円 | なにもつけず |
6月分 5月6日〜6月4日 | 5179円 | 5月末から 床冷房 |
7月分 6月5日〜7月4日 | 4913円 | ずっと床冷房 |
8月分 7月5日〜8月2日 | 4759円 | ずっと床冷房 |
9月分 8月3日〜9月4日 | 5245円 | ずっと床冷房 |
通常、春と夏を比べると、エアコンを多く使う夏の方が、高騰するはずです。
株式会社エネクスライフサービス(伊藤忠エネクス株式会社の子会社)のデータによると、電気代は夏と冬にピークとなるようです。
実際、私もこの夏は暑く、我慢することなくさらぽか空調(床冷房)を使いました。
しかし、電気代は春と変わらないだけでなく、夏になるにつれて少し下がったことに驚きました。
実際、私の家では4月〜8月にかけて、使っている家電製品の変化はなく、いつも通り生活していました。
大きな変化といえば、5月の末からさらぽか空調をつかっていることくらいです。
快適に過ごすことができたのに、電気代が変わらなかったのは驚きです!
さらぽか空調についてもっと知りたい方は以下の記事をご覧ください!
さらぽか空調を使っても、春と夏で電気代が変わらない理由
なぜさらぽか空調を使っているのに、電気代が変わらなかったのか考察していきます。考えられる理由を3つ紹介していきます。
- ①太陽光発電で発電した電気を使うから
- ②常に快適な温度と湿度を保っているから
- ③一条工務店の住宅は気密性が高いから
①太陽光発電で発電した電気を使うから
我が家は一条工務店の太陽光発電を活用しています。昼間は、太陽光パネルで発電した電力を使って、空調システムを動かしています。
雨が降ってしまうと難しいですが、多少のくもりでも、基本的に昼間の電力は太陽光発電の電力でまかなっています。
夏に一番電力が必要なのは、気温が上がる昼間の時間です。そして、太陽光パネルで活発に発電できるのも昼間の時間です。
我が家の場合、日が照って気温が上がったとしても、空調に使う電力より発電する電力の方が圧倒的に多い状態です。
この結果、電気代よりも発電量が多いので、収支はプラスになります。
逆に余って、多くの電力を電力会社に売っているくらいです。我が家の8月1日〜7日の一週間で発電した電力の合計と消費した電力の合計は以下のとおりです。
▼発電した電力 394.4kWh
▼消費した電力 155.4kWh
約2.5倍発電しています。
太陽光発電のおかげで、プラスになりました。
②常に快適な温度と湿度を保っているから
さらぽか空調では、常に快適な温度と湿度に保っています。エアコンで一番電気代がかかるのは、室温が設定温度になるまでの時間です。
夏の暑い日、帰宅すると部屋の中は35℃くらいになっているときもあります。
仮にエアコンの設定温度が28℃であった場合、35℃から28℃まで温度を下げます。その間、エアコンはフルパワーで急激に冷やしていくので、電気代がかかってしまうのです。
しかし、さらぽか空調はずっと一定の温度・湿度です。急激に冷やすことはありません。その結果、電気代はそこまでかからないのです。
常に一定なので、余分な電気代はかかりません!
③一条工務店の住宅は気密性が高いから
一条工務店の住宅は、かなり気密性が高い構造になっています。
住宅に開いている隙間が小さいということです。一条工務店のHPによると一般的な住宅の8倍気密性が高いということです。
その隙間が小さいからこそ、住宅の中の冷気を逃しませんし、外からの湿気を入れません。その効果があるからこそ、電気代を抑えることに役立っています。
快適な空気を外に逃がしません!
住宅の気密性が気になる方はこちらの記事をご覧ください。
さらぽか空調で電気代を抑えたときのデメリット
私がしいてあげるデメリットは、発電収入が減るということです。
これは電気代が変わらない理由で紹介した「①太陽光発電で発電した電気を使うから」に関わります。
5月に比べると、6月は梅雨時ということもあり、4000円ほど減収となりました。また、7月では2000円ほど減収となりました。
減収の理由は、7月に関しては消費電力が増えたことが原因です。5月分と7月分の消費電力を比べると1.4倍ほどになっていました。(5月:400kWh、7月:584kWh)
5月分(5月6日から6月4日) 2万1794円
6月分(6月5日から7月4日) 1万7731円
7月分(7月5日から8月2日) 1万9397円
7月・8月分の電気代はとちらも約5000円(7月分:4913円、8月分4759円)です。売電収入が大きく上回っています。
プラスの収支になっています。
かなりお得に過ごすことができました!
まとめ
私は、一条工務店のさらぽか空調で快適生活をしながら、夏の電気代をお得に過ごすことができました。
その理由は、「①太陽光発電で発電した電気を使うから」「②常に快適な温度と湿度を保っているから」「③一条工務店の住宅は気密性が高いから」です。
私は非常にお得だと感じています。住宅購入の参考になれば嬉しいです。