【昨年度比で2.7万円お得に!】一条工務店住宅で、太陽光発電+蓄電池で電気代が少なくなる方法!
「床暖房は電気代が高い!」
「一条工務店の住宅に住んでいたら、電気代が高くなるのは仕方ない・・・」
「電気代が高いから、節約する方法はないの?」
一条工務店の住宅は全館床暖房(床冷房)なので、電気代が高くなると思っていませんか?
私も入居前、多少は高くなるのは仕方ないと思っていました。しかし、お得にする方法があります。
しかし、私は2022年9月から一条工務店の住宅に住んでいますが、快適な生活を送りつつ、普通の一軒家よりも電気代を節約することができています。
その節約方法とは太陽光発電+蓄電池を確認・管理するアプリを使って、運転モードを変えるだけです。1〜2分もあれば終わるというものです。
この方法で、天候にも恵まれたことも幸いして3ヶ月で2.7万円の節約になりました。
この記事では、一条工務店の住宅の太陽光発電システムを使った節約方法を紹介します。
この記事を読むと、太陽光発電システムの運転モードを切り替えるだけで電気代を節約する方法を理解することができます。
快適に暮らしつつ、電気代を抑えたいという人も最後まで読んでください。
【一条工務店住宅】太陽光発電+蓄電池を使って、電気代を節約する方法!
太陽光発電+蓄電池を使って電気代を節約する方法は、蓄電池の運転モードをノーマルから、省エネに切り替えるだけです。
設定の変更は、パワーモニターというアプリを使えば簡単に行うことができます。
パワーモニターの使い方について、気になる方はこちらの記事をご覧ください。
記事:【パワーモニター】見える化はメリットが多い!一条工務店住宅の太陽光+電気代の管理法!
私はこの方法を行い、太陽光発電の売電収入と電気代を合算して考えたときにかなりお得になることがわかったので紹介します。
- 34.32坪 i-smartⅡ
- エコキュート完備のオール電化
- 一階:リビング、キッチン、浴室、トイレ等
- 二階:寝室、ウォークインクローゼット、洋室,トイレ等
- 夫婦2人+子供1人の3人暮らし
- 「全館さらぽか空調」約51万円
- 屋根一体型の太陽光パネル
- 発電容量:12.740kW
- 初年度の年間発電量:14132kwh
- 蓄電池定格容量:7.04kwh
- 蓄電池最大出力:5.5kVA
- 価格:約220万円
- 太陽光発電買取単価:17円/kWh
- 蓄電池搭載
我が家の間取りと太陽粉発電システムはこんな感じです。
蓄電池の運転モードの切り替え方
蓄電池の運転モードはパワーモニターというアプリを使って切り替えることができます。
パワーモニターというアプリをスマートフォンにインストールして、設定すると使えるようになります。
私は、入居したときに担当者さんの説明を受けながらインストールすることができました。
担当者の方と一緒にやったので、簡単でした!
一条工務店のパワーモニターでできることについて
パワーモニターでは、以下のようなことができます。
- 太陽光発電の現在の発電量・消費している電気量・買っている電気量・売っている電気量
- 電気の自給率
- 蓄電池の充電量
- 過去のデータ(発電量・消費電力量・買電量・売電量)
- 蓄電池の運転モードの切り替え
太陽光発電と蓄電池に関する設定を、簡単に行うことができます!
【パワーモニター】蓄電池の運転モード
運転モードは4つあります。
ノーマルモード
電気代の安い夜間に電気を買い、その電気を蓄電池に充電します。日中は電気を買わずに、太陽光発電の電気を消費して生活します。
「使い切りレベル」を設定して、蓄電池に残しておく電気を設定することができます。
この写真の場合・・・
- 23時〜7時の間は電力を買い、蓄電池に充電
- 10時〜23時までは蓄電池の電気を使う。
- 日中は太陽光発電の電気を使い、足りなければ蓄電池の電気。それでも足りなければ電気を買うという流れになります。
- 使い切りレベル3なので、蓄電池に非常時のために30%は電気を残す。
省エネモード
電気を買わないようにするモードです。使い切りレベルで設定したところまで、電気が使われます。
日中の電気で蓄電池に充電します。太陽が沈み発電できなくなったところから、蓄電池の電気を使い、使い切りレベルまで達したら、売電する設定です。
この写真の場合・・・
使い切りレベル3なので、蓄電池に非常時のために30%は電気を残す。
蓄電モード
蓄電池の電気は使わずに貯めておく設定です。災害時や非常時に役立ちます。
スマートモード
細かく設定できるモードです。蓄電池に充電する時間、蓄電池から放電し電気を消費する時間、蓄電池に残す電気の量、主に買電して蓄電池に充電する量を設定できます。
細かく設定ができるので、自分の消費電力量などがわかってくると使いこなせるようになるかもしれません。
私としてはここまで細かく設定する必要はないのかなと感じています。
この写真の場合・・・
- 23時〜7時の間は電気を買い、蓄電池に充電する。
- 使い切りレベル3なので、蓄電池に非常時のために30%は電気を残す。
- 充電レベル7なので、充電する時間(23時〜7時)は70%まで充電する。
基本的には、ノーマルモードか省エネモードを使う形がいいと感じています。
今回は、ノーマルモードと省エネモードで比較していきます!
【2.7万円の節約】実際の電気代と売電収入
蓄電池の運転モードを以下のように設定しました。
2022年9月〜12月:ノーマルモード
2023年9月〜12月:省エネモード
その結果、2023年(省エネモード)の方が太陽光発電の売電収入と電気代を合算すると、2.7万円お得に生活することができました。
理由は、太陽光発電買取単価(売電単価)と電力会社から電気を買電する単価を比べると後者の方が高いからです。
太陽光発電買取単価(売電単価)は17円/kWh
私の住む地域の電力会社の電力量料金は夜であれば、16.63円/kWhです。そこに再エネ発電促進賦課金や託送料金相当額などが加算されます。
その結果、電気料金は27円/kWhほどになってしまいます。
このような理由から、発電した電気を売るよりも自分で消費して、電気を買わないようにする方が安くなります。
太陽光発電の電気は、売るよりも自己消費の方が効率的です!
2022年10〜12月の電気代と売電収入(ノーマルモード)
2022年10月〜12月は蓄電池の運転モードをノーマルモードで運転しました。
この3か月の電気代は以下の通りです。
日にち | 電気代 | 消費電力 |
10月5日−11月3日 (30日) | 7851円 | 253kWh |
11月4日−12月4日 (31日) | 1万7367円 | 513kWh |
12月5日−1月5日 (32日) | 3万1475円 | 901kWh |
合計(93日) | 5万6693円 | 1667kWh |
12月の電気代は3万円を超えてびっくりしたことを覚えています。合計で5万円を超える電気代になり、やはり冬は高いことを実感しました。
続いて、太陽光発電の売電収入についてです。
日にち | 売電収入 | 発電量 |
10月5日−11月3日 (30日) | 1万5572円 | 916kWh |
11月4日−12月4日 (31日) | 1万4790円 | 870kWh |
12月5日−1月5日 (32日) | 1万1101円 | 653kWh |
合計(93日) | 4万1463円 | 2439kWh |
10月から12月と季節が進むにつれて売電収入が下がっていくことがわかります。それでも1万円をこえるのは嬉しいです。
電気代と売電収入を合算した収支について
日にち | 電気代 | 売電収入 | 収支 |
10月5日 −11月3日 | 7851円 | 1万5572円 | 7721円 |
11月4日 −12月4日 | 1万7367円 | 1万4790円 | 2577円 |
12月5日 −1月5日 | 3万1475円 | 1万1101円 | −2万374円 |
合計(93日) | 5万6693円 | 4万1463円 | −1万5230円 |
12月の電気代が大きくなった分、合計として電気代の方が大きくなりました。
負担額は1.5万円ほど払うだけだったので、ノーマルモードでもお得です!
2023年10〜12月の電気代と売電収入(省エネモード)
2023年10月〜12月は蓄電池の運転モードを省エネモードで運転しました。
この3か月の電気代は以下の通りです。
日にち | 電気代 | 消費電力 |
10月4日−11月5日 (33日) | 3759円 | 126kWh |
11月6日−12月4日 (29日) | 7992円 | 365kWh |
12月5日−1月5日 (32日) | 1万4501円 | 724kWh |
合計(94日) | 2万6252円 | 1215kWh |
11月は太陽光で発電した電気を自分の家で消費した結果、電気代をおさえることができました。
12月でも電気代は1.4万円ほどでした。
合計でも2.6万円とかなりおさえることができました。
続いて、太陽光発電の売電収入についてです。
日にち | 売電収入 | 発電量 |
10月4日−11月5日 (33日) | 1万7816円 | 1048kWh |
11月6日−12月4日 (29日) | 9180円 | 540kWh |
12月5日−1月5日 (32日) | 1万1815円 | 695kWh |
合計(94日) | 3万8811円 | 2283kWh |
今回もどの月もほとんど1万円を超える収入を得ることができました。
11月は自分の家で消費した電力が大きかった分、売電収入は伸びませんでした。
電気代と売電収入を合算した収支について
日にち | 電気代 | 売電収入 | 収支 |
10月4日 −11月5日 | 3759円 | 1万7816円 | 1万4057円 |
11月6日 −12月4日 | 7992円 | 9180円 | 1188円 |
12月5日 −1月5日 | 1万4501円 | 1万1815円 | −2686円 |
合計 (94日) | 2万6252円 | 3万8811円 | 1万2559円 |
省エネモードにした結果、電気代の節約になり、太陽光発電の売電収入の方が上回りました。1.2万円の黒字になりました。
太陽光発電の発電量が落ちる冬でも、収支はプラスになりました!
【比較!!】省エネモードの方が2.7万円のお得に!
今回、運転を省エネモードにする方が単純計算をすると2.7万円お得に生活することができました。
太陽光発電の収入と電気代を合算した収支を比較したものが下の表です。
(ノーマル) 2022年 | 収支 | (省エネ) 2023年 | 収支 |
10月5日 −11月3日 | 7721円 | 10月4日 −11月5日 | 1万4057円 |
11月4日 −12月4日 | 2577円 | 11月6日 −12月4日 | 1188円 |
12月5日 −1月5日 | −2万374円 | 12月5日 −1月5日 | −2686円 |
合計 (93日) | −1万5230円 | 合計 (94日) | 1万2559円 |
この結果、蓄電池の運転モードをノーマルモードにすると1万5230円電気代が上回り赤字になりました。
省エネモードにすると、1万2559円太陽光発電の売電収入が上回り黒字にすることができました。
ここから、比較すると約2.7万円お得に生活することができました。
この結果は気象条件等で変わります。省エネモードにすれば、毎年10月〜12月は2.7万円お得に生活することができるというものではありません。
実際に、2022年と2023年で比較すると、気象条件が異なり2023年にプラスに働いた面も大きくなります。
例えば・・・
- 2023年の方が、日照時間が36時間ほど長かったこと
- 2023年10月から、3.5円/kWhの値引きがあったこと
- 政府の負担軽減策が2023年10月より適応
- 2023年の12月は、例年に比べると暖かかったこと
- 床暖房の消費電力をおさえることができた
- 私の住む地方の平均気温 2022年12月:4.6℃ 2023年12月:6.4℃
しかし、そういった面を置いておいても省エネモードにすれば、かなりお得に生活できます。
気象条件にもよりますが、省エネモードの方がかなりお得です!
省エネモードのデメリットとオススメの方法
省エネモードのデメリットとそのデメリットから考えた私のオススメの運転モード活用法を紹介します。
省エネモードのデメリット
省エネモードにもデメリットはあります。それは天気の悪い日に省エネモードにしてしまうと、昼間の電気代の高い電気を買電してしまうことがあるということです。
電力会社との契約にもよりますが、夜間と昼間の電力を比べると、昼間の方が割高です。
そのため日中、太陽光発電で発電した電気を消費して生活します。
しかし、天気が悪く雲が厚い日は太陽光発電で発電できないので、蓄電池に充電することができません。
その状態で省エネモードにすると、蓄電池の中の電池を活用することができず、昼間から買電することになります。
その結果、電気代が割高な昼間から買電することとなり、電気代が高くなってしまいます。
割高な昼間に電気を買わないようにしたいものです!
オススメの方法
デメリットを解決しつつ、一番お得に生活する方法を紹介します。
それは、前日の夜に次の日の天気を確認して、運転モードを決めるという方法です。
天気が良ければ、省エネモードにする。天気が悪ければ、ノーマルモードにする。この方法が一番お得に生活できます。
天気が良ければ、省エネモードで電気を買わずに生活します。夏の場合、多少天気が悪くても日照時間が長いことと日差しが強いことから、省エネモードのままでも大丈夫です。
天気が悪ければ、ノーマルモードにして、割高な昼間の電気を買わないようにします。特に冬の天気が悪い日は、昼間全く発電できないこともあります。
天気を確認して、設定を変えるだけなので1分〜2分でお得に生活できます。
アプリで簡単に設定を変えることができます!
まとめ
この記事では、一条工務店の住宅で太陽光発電+蓄電池を使ってお得に生活する方法を解説しました。
パワーモニターという太陽光発電と蓄電池を確認・管理するアプリを使って、運転モードを変えるだけで、3ヶ月で2.7万もお得に生活することができました。
この方法は1〜2分もあれば終わるので手軽にできてオススメです。さらに次の日の天気を確認して設定を変えるとより効果的に活用することができます。
快適に暮らしつつ、電気代を抑えたいという人は実践してみてください。
また、今から住宅を考えている人は快適でお得な一条工務店がオススメです。興味がある人は資料請求をしてみてください。