【入居者が評価!】一条工務店の「さらぽか空調」とは?冬の生活について解説!!
「一条工務店のさらぽか空調って快適なの?」
「さらぽか空調に興味はあるけど・・・」
「どんな生活なのか体験談込みで詳しく知りたい」
ハウスメーカーの決めるときに、大きな要素として空調システムがあります。おうち時間の快適さを左右するのが、空調システムの性能が重要だからです。
私は、一条工務店のさらぽか空調を導入することで、1年中快適な生活を送ることができています。
この記事では、「さらぽか空調」の「ぽか」の部分について(床暖房+冬の空調システム)について解説します。
さらぽか空調とは、①床暖房で暖かくして、②換気システムで熱逃げを防ぐ、③超気密、超断熱で暖気を逃さない空調です。
この記事を読むと、「さらぽか空調」の「ぽか」(床暖房+冬の空調システム)について、入居者の体験談を含めて知ることができます。
結論、私が感じたさらぽか空調のメリットとデメリットから、住宅にどういった空調システムを導入するか参考になることでしょう。
1、さらぽか空調とは?「ぽか」について解説
私が「さらぽか空調」を導入してよかったと感じたのは、冬です。
さらぽか空調は、床暖房、換気システム、住宅の構造の3つで成り立っています。
さらぽか空調のこの3つについて、一条工務店のHPを用いて解説していきたいと思います。
1−1床暖房とは
一条工務店の住宅は、90%で床暖房を採用しています。
私が住むi-smartⅡも全館床暖房が標準設備でした。リビングはもちろん、トイレも玄関も浴室の洗い場も温かいです。床暖房のすごいところを3つ紹介します。
- 体の芯まで温まる
- 上下の温度差がない
- 火を使わないので安心
私は、床暖房は自然な暖かさがお気に入りです!
1−1−1 体の芯まで温まる
床暖房は「ふく射熱(遠赤外線)式」と呼ばれる暖め方です。これは岩盤浴などと同じで、体の芯からじんわりと温める効果があります。
血液循環の促進や老廃物の排出、代謝が良くなるという効果もあるそうです。
1−1−2 上下の温度差がない
暖かい空気は、上に向かって流れていきます。床暖房は床から暖めるので、効率よく部屋を温めてくれます。
壁や天井にも暖かさを伝えるから、部屋全体と全身をムラなく暖めることができるのです。
エアコンのように部屋の上から暖めると、部屋の上の方は暑いのに、足元は寒いということもあります。床暖房であれば、冷え性で座っていて足が寒いということはありません。
床をハイハイする赤ちゃんやペットも冷えるということもないので、安心できます。
1−1−3 火を使わないので安心
暖房は火事や火傷の心配がありません。ストーブやファンヒーターなどの暖房器具は家事や火傷の心配もあります。
床暖房であれば、火を使わないので小さな子供やお年寄りにも安心して生活できます。火の元を消し忘れも心配もありません。
床暖房の設定温度は高くても30℃、だいたい28℃ほどです。低温火傷の心配もありません。
効率的で、安心安全です!!
1−2換気システムとは
一条工務店の換気システムは「ロスガード90」というものです。これは、快適な温度と湿度に調節して換気してくれるシステムです。(出典:『熱交換換気システム「ロスガード 90」-一条工務店』)
厳密にはさらぽか空調はこの「ロスガード90」ではないようですが、冬に関してはほぼ同じシステムのようです。
このシステムでは、冬場であれば、乾燥した冷たい空気を、湿度と温度を上げて、室内の状態に近づけて、室内に入れてくれるのです。
どのくらい近づけてくれるのかというと約90%です。室温20℃、外気0℃であれば、18℃にして室内に送り込むシステムということです。
常に新鮮な空気が循環しています!
1−3超気密、超断熱構造とは 高性能ウレタンフォーム
一条工務店の住宅はそもそも熱を逃がしにくい構造になっています。「高性能ウレタンフォーム」という断熱材を使っています。(出典:『高性能断熱材「高性能ウレタンフォーム」-一条工務店』)
外壁、天井、床、すべてに使っているので、熱を逃しません。また、窓ガラスも逃しづらい構造になっています。そのため、電気代を節約することに繋がっているのです。
家の構造から、徹底していますね。
2、冬のさらぽか空調を評価!メリット5選
2−1いつでも、どこでも快適温度!ヒートショックの心配なし!
生活してみて、一番よかったのが、「いつでも・どこでも」快適というところです。
以前に住んでいたアパートもそうでしたが、トイレや浴室、脱衣所が寒かったのがつらかったです。特にお風呂では、しっかりと暖まってからでないと凍えたことを覚えています。
また、気温の変化によって起こるヒートショックと呼ばれる心臓や疾患についても、心配が軽減されます。
ヒートショックは、家の中で亡くなる要因として、お年寄りなどに多いようです。そういった心配が軽減されるのはとても大きなメリットです。
いつでも・どこでも快適空間というのは最高です!
2−2ホコリが下にたまるので、掃除がラク
一条工務店のHPにも紹介されていますが、ホコリが舞うことが少なくなるようです。(出典:『全館床暖房-一条工務店』)
実際、お掃除シートを使って、床の掃除をしますが、シートにゴミがよく付くようになった気がします。(実際に調べたわけではないので、私の体感ですが・・・)
床暖房は風が発生しないので、ロボット掃除機と相性が良いように感じます。ホコリが床に落ちるので、落ちたホコリをしっかりと掃除してくれます。
お掃除もラクラクです!
2−3火を使わないから、火傷の心配なし
火を使わないので、火事や火傷の心配がありません。床暖房は外出時にストーブの消し忘れてないか不安になったり、子供の火傷の心配もなかったりと安心できる材料が多いです。
総務省消防庁の令和3年度版 消防白書 によると、ストーブが原因による火災は1076件あったようです。住宅は一生住み続けるものです。安心材料が多いほうが良いです。
安心安全のお家です!
2−4カビやダニを抑える!
さらぽか空調は、床暖房によって部屋ごとの温度差も小さくなります。その結果、結露が発生しにくく、結露によって起こるカビ・ダニを抑えられるのです。
入浴後、浴室のドアを開けておくと、浴室に発生するカビも抑えられます。
嫌なカビやダニに悩まされる心配がいりません!
2−5活動的になれる!「布団から出られない・・・」がない!
朝、部屋が寒いと、なかなか布団から出られず、活動的になれません。
しかし、さらぽか空調はいつでも・どこでも暖かいので、朝起きるのがラクになります。朝だけでなく、帰宅直後から暖かいので、凍えることなくすぐに活動できます。
冬の朝が怖くありません!
3、さらぽか空調の「ぽか」を評価!デメリット3選
3−1乾燥を感じる!加湿器が必須!
さらぽか空調は、冬場乾燥します。日中、加湿器を入れないで外出し、夜帰ってくると、湿度は20%台になっています。
冬の適正湿度は40%〜60%と言われています。20%台というのは、かなり乾燥しています。私はコンタクトレンズをしているのですが、パサパサになって、目からホロッと落ちることもあります。
しかし、十分加湿器でも対策できます。私の場合、洗濯を部屋干しにしたり、入浴後に浴室を開けっ放しにしておくことで対策しています。
乾燥対策をすれば、怖くありません!
3−2急にあたためることができない!
設定温度を上げても、エアコンのようにすぐに室温を上げることはできません。
室温を上げるためには、最低でも1日はかかります。
私の場合は、なかなか寒いと感じたことはありません。年中、半袖で過ごしているほどです。10月から付け始めて、設定温度を徐々に変えていくことで、十分対策可能です。
見通しをもって、生活すれば大丈夫です!
3−3値段は高額
さらぽか空調はオプションです。我が家の場合、49万8000円でした。約50万円ですので、かなりの高額です。
家の大きさでも変わるようですが、1万5000円/坪が一般的であるようです。私はお得と感じました。
例えば、我が家と同じ約50万円だったとして、住宅は何十年と住むものです。
30年住むとして、1年あたり1.7万円
40円住むとして、1年あたり1.24万円
50円住むとして、1年あたり1万円
この金額で、毎日の快適さが手に入るのなら、お得です!
まとめ
今回の記事では、冬のさらぽか空調(床暖房+冬の空調システム)について解説します。
さらぽか空調とは、①床暖房で暖かくして、②換気システムで熱逃げを防ぐ、③超気密、超断熱で暖気を逃さない仕組みについて解説しました。
そして、冬のさらぽか空調の(床暖房+冬の空調システム)について、入居者の評価について書きました。
さらぽか空調はメリットが大きいので、オプションで高額ですが、導入を考えてもいいと思います。住居選びの参考にしてくださいね。