【一条工務店の床暖房】設定温度を1℃上げて快適に!!コストは一日で約80円!
「床暖房ってお金かかるんじゃないの?」
「電気代のわりに寒いんじゃないの?」
「床暖房の設定温度を1℃あげると、どのくらい電気代が変わるのか知りたい!」
一条工務店の住宅は全館床暖房が標準でついてきます。家のどこにいても、冬はかなり快適に過ごすことができます。
しかし、外の寒さによっては寒いと感じ、床暖房の設定温度をすぐに上げることができます。
上げるとどのくらい電気代が上がるのか疑問に思う方もいるのではないでしょうか。
私は2022年の秋から一条工務店の住宅に住み、「さらぽか空調」という空調システムを使って快適に生活しています。
この記事では、気象条件が同じような2日を比べ、床暖房の設定温度を1℃変えると、電気代はどのくらいかわるか調べました。
この記事を読めば、一条工務店の床暖房のコストについて詳しく知ることができます。
結論、一条工務店の住宅について理解が深まり、一条工務店で住宅を建てるのかどうか決めるヒントになるでしょう。
【床暖房の本領発揮!】一条工務店の冬は快適になる3つの要素
一条工務店の住宅は、冬に本領を発揮します。私は、快適すぎて旅行に行って、ホテルに泊まることもためらってしまうほどです。
一条工務店の冬の快適な生活は、3つの要素で成り立っています。その3つは①床暖房②空調システム③超気密・超断熱構造です。
①床暖房
一条工務店の住宅は全館床暖房なので、家のどこにいても、いつでも暖かく、快適な生活を送れます。
②空調システム
一条工務店の空調システムのおかげで、外の空気を室内の空気に近づけてから、部屋に換気してくれます。そのため、快適な湿度・温度でしっかりと換気することができます。
③超気密・超断熱構造
一条工務店の住宅は、気密性と断熱性が高い構造になっています。そのため、家の熱を外ににがしません。
①②③について詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
いくら熱を逃さないといえども、全館床暖房ということで気になるのは電気代です。床暖房は一般的に電気代がかかると言われています。
そのため、私はすこし寒くても、もったいない気がして、設定温度を1℃上げることができないことがありました。
電気代を気にすると、設定温度を上がるのをためらいます!
床暖房の設定温度を28℃から1℃あげ、29℃にすると、電気代はどれくらい違うのか。室温はどれくらい変わるのか調べました。
快適!設定を1℃上げると、1日後に室温は0.7℃あがる!
床暖房の設定温度を1℃あげると、0.7℃ほど室温が高くなりました。
- 34.32坪 i-smartⅡ
- エコキュート完備のオール電化
- 一階 リビング、キッチン、浴室、トイレ 等
- 二階 寝室、ウォークインクローゼット、洋室、洋室、トイレ 等
- 夫婦2人とこども一人
- 「全館さらぽか空調」は約51万円
- 天井にサーキュレーターがついています。
今回は、検証は同じような気象条件が続く1月のある2日間で測定しました。
まず1日目 深夜の22時頃
普段の生活では設定温度を28度にしています。そのため、床暖房の設定を28℃であることを確認し、測定開始。
1日目 深夜23時頃
室外:1.8℃ 室内:25.2℃
2日目 深夜2時頃
室外:−0.3℃ 室内:24.2℃
2日目 朝7時頃
室外:−0.3℃ 室内:23.8℃
2日目 夜19時
室外:3.4℃ 室内:25.2℃
2日目 深夜22時頃
室外:1.9℃ 室内:24.8℃
そして、深夜22時頃、床暖房の設定を29℃にしました。
3日目 深夜2時頃
室外:0.2℃ 室内:24.7℃
※昨日の2時と比べると室温0.5℃上昇
3日目 朝7時(設定温度を1℃上げてから、9時間後)
室外:−1.7℃ 室内:24.2℃
※昨日の7時と比べると室温0.6℃上昇
3日目 夜19時(設定温度を1℃上げてから、21時間後)
室外:4.8℃ 室内:25.9℃
※昨日の19時と比べると室温0.7℃上昇
3日目 深夜22時(設定温度を1℃上げてから、24時間後)
室外:4.0℃ 室内:25.5℃
※昨日の19時と比べると室温0.7℃上昇
今回の結果から、設定温度を1℃あげると(28℃→29℃)徐々に室温は上がっていき、21時間後には室温は0.7℃上昇しました。
たった0.7℃の上昇と思うかもしれませんが、もともと湿度が管理されていることや床暖房の遠赤外線の効果などから、かなりぽかぽかした感じがしました。
私にとってはすこし暑いですが、寒がりの方にはより快適な空間になると思います。
設定温度1℃でぽかぽかです!
設定を1℃上げたときのコストは?1日で81円の差!!
床暖房の設定温度を1℃あげると、1日で電気代は81円の差がありました。
詳細は以下の通りです。
28℃設定をしたとき(1日目22時〜2日目22時)の消費電力は
37.6kWh
29℃設定をしたとき(2日目22時〜3日目22時)の消費電力は
40.2kWh
1℃設定を温度をあげると、2.628kWhの差がありました。
ここから、1日にかかった電気代を計算していきます。
全国家庭製品公正取引協議会が公表している「新電力料金目安単価」によれば、1kWhあたりの平均的な電気代は31円です。
管轄する電気会社によって単価は異なりますが、今回はこの1kWhで計算していきます。
28℃設定
37.6(kWh)×31(円)=1165.6円
29℃設定
40.2(kWh)×31(円)=1246.2円
よって、設定温度を1℃上げたときの差額は80.6円になります。
気象条件などにもよりますが、今回の測定では、1℃あがると1日で81円コストが上昇することがわかりました。
今回のこの2日間は、1月の寒い2日間でした。深夜は気温はマイナスとなり、夕方では3〜4℃ほどの気温の2日間となりました。
もしもこのような日が1ヶ月続いたすると、
80.6(円)×30(日)=2418円
となります。
設定温度を1℃上げた場合、1日で81.6円。1ヶ月で2418円高くなることがわかりました。
1日100円かからないほどで、室内がより快適になります!お得かもしれませんね?
おすすめの設定温度の決め方は?
床暖房の設定温度より室内の温度が下がることを考えて決めるといいと思います。
一条工務店は床暖房の設定温度を25℃にすることを推奨しています。しかし、私の地域では設定温度25℃にすると、室温が20℃前後になります。室温が20℃前後だと肌寒く感じます。
そのため私は、床暖房の設定温度28℃にしています。28℃にすると、室温は24℃ほどになります。
室温が24℃ほどになると、私はすごく快適に感じることが生活していてわかりました。
人によって、快適な室温は異なります。そのため設定温度は暮らしてみてきめるしかありませんが、設定温度よりもすこし下がることを考えて設定するといいかもしれません。
また、その時に設定温度を1℃あげると、電気代も上がることを考えるといいと思います。
私の住宅の場合では、2400円ほど電気代があがったことを参考にして頂けるとうれしいです!
まとめ
この記事では、気象条件が同じような2日を比べ、床暖房の設定温度を1℃変えると、電気代はどのくらいかわるか調べました。
床暖房の設定温度を1℃変えると、室温は0.7℃上昇します。また電気代は1日で80円、1か月にすると、2400円ほど変わる計算になります。
床暖房はすごく快適です。そして、設定温度を1℃あげても一月間で2400円ほどしか変わらないのでかなりお得だと感じます。
床暖房のある快適な生活が気になる方は、一度、一条工務店の資料請求をしてみてください。