【入居者が評価!】一条工務店の「さらぽか」とは!?夏の生活について解説!
「さらぽか空調ってなに?」
「夏も快適なの?」
「さらぽか空調に興味あるので、評価込みで詳しく知りたい!」
人生で一番長い時間を過ごすのは、家の中です。そして、人生で一番高い買い物も住宅です。その住宅選びを失敗したくないと誰もが考えることでしょう。
私は一条工務店のさらぽか空調を導入することで、後悔することなく、快適な生活を送ることができました。
この記事では、さらぽか空調の「さら」(夏の空調システム)について解説します。
さらぽか空調とは、①除湿しながら換気して、②床冷房で涼しくして、③超気密、超断熱で冷気を逃さないという空調です。
この記事を読むと、さらぽか空調の「さら」(夏の空調システム)について、入居者の体験談を含めて知ることができます。
結論、私が感じたさらぽか空調の夏の生活についてのメリットとデメリットがわかります。住宅にどういった空調システムを導入するか参考になることでしょう。
1、さらぽか空調とは?「さら」について解説
一条工務店の「さらぽか空調」は、冬は家中どこもぽかぽかでとても快適です。しかし、さらぽか空調は、夏もそれに負けないくらい快適です
夏のさらぽか空調は、換気システム、床冷房、住宅の構造の3つで成り立っています。
さらぽか空調の夏の生活について、一条工務店のHPを用いて解説していきたいと思います。
夏もさらぽか空調は快適な生活ができます!
冬のさらぽか空調に気になる方はこちらをご覧ください
1−1さらぽか空調の「さらっと除湿」とは
一条工務店の住宅には、湿度を調整する機能がついた換気システムをつけることができます。そのシステムを使って、湿度が高いときには除湿しながら、換気できるのです。
外気を冷やして除湿しながら換気
暑くてジメジメした外気を冷やし、除湿しながら換気。湿度をコントロールし、サラッと爽やかな空気を供給します。
外の熱くて、湿度の高いジメジメした空気を室内に入れるときに、涼しくて湿度の低いさらっとした空気に入れ替えて室内に入れてくれます。
外からの空気も、快適にして室内に入れているんでいるのですね!
1−2さらぽか空調の「むわっとする熱を吸収」とは
いわゆる床冷房です。床の温度を下げて、その空気を部屋全体に行き渡らせることで室温を下げます。
床暖房のパイプに水を通して家中を涼しく
家の隅々まで敷かれたパイプに水を通すことによって家中の余分な熱を吸収。スッとした涼しい空間を創りだします。
床を使って、家全体を冷やすことができます。サーキュレーターを使って、部屋の空気をかきまぜることによって、部屋全体を快適な温度にすることができます。
家中、どこも快適なのはうれしいです!
1−3さらぽか空調の「外気に影響されず快適を保つ」とは
隙間が少なく、冷気を逃がしにくい構造のため、室温と湿度を保つことができます。
超気密・超断熱で快適な温度を逃さず省エネ
暑い外気をシャットアウト。さらに室内の涼しい空気を外に逃がさず、「快適」であることはもちろん、「省エネ」も叶えます。
外壁、天井、床、すべてに使っているので、冷気を逃しません。また、窓ガラスも冷気を逃しづらい構造になっています。そのため、室温を保つことができます。
冷気を逃さないので、電気代節約にもつながります!
どのくらい室温を保つことができるのは、気になる方はご覧ください
2、さらぽか空調の「さら」についての評価
2−1「さらっと除湿」について
実際の湿度は以下の通りです。8月上旬に室内と室外を温湿度計を置いて測定しました。
外気の湿度がどれだけ上がっても、室内の湿度は30%〜40%に保たれています。
湿度が高くなる朝や夕方に外に出てみると、外はかなりモワッとしました。しかし、室内はかなり快適な湿度に保たれています。まさに「さらっ」とした感じです。
その湿度が常に続いています。私が特に「さらっ」と感じるのが、お風呂上がりと寝ているときです。
入浴直後、汗ばむことはありません。寝汗をかくことも減りました。(布団を被って寝たときは、さすがにかきました。)
湿度が低いおかげで、室温が28℃前後でも暑さを感じません。暑さの原因は温度だけでなく、湿度も大きな原因であるということを実感しました。
湿度が適切であれば、室温がそこまで低くなくても、涼しく感じます!
2−2「むわっとする熱を吸収」について
実際の温度は次の通りです。こちらも8月上旬に測定したものです。
床冷房の設定温度 一階:25℃ 二階:24℃
※一条工務店は二階を一度下げることを推奨しています。
(一条工務店は二階の方を1℃下げることを推奨しています。)
実際の室温はどの部屋も27℃〜28℃になります。だいたい、設定温度よりも実際の室温の方が3℃ほど上がるイメージでしょうか?
私が入居する前は、「室温28℃って絶対暑いのでは?」と思っていました。しかし、湿度が低いおかげで28℃でもかなり涼しいです。
また、床全体が冷えているので、どの部屋でも、部屋のどこでも室温が同じです。エアコンだと送風口の近くは寒いということや、部屋の端は暑いということがあります。
エアコンだと、室温にムラができることがあります。また、廊下に出ると暑いということもあります。
床冷房だと、どこか一部が暑いや寒いということがなく、どこも快適です。
家全体が快適!
2−3「外気に影響されず快適を保つ」について
私が入居する前、さらぽか空調は全館空調なので、電気代が高くなるのではないかと思っていました。
しかし、意外とそこまで高くありませんでした。この夏の我が家の電気代はだいたい月5000円程度です。
太陽光発電で、発電した電気を使っているので全部買った電力ではありません。しかし、実質の負担が5000円というのは、外気に影響されず快適を保つことができている証拠だと思います。
熱を逃がしにくいおかげでお得に生活できます。
3、さらぽか空調の「さら」のメリット3選!
さまざまなメリットがありますが、3つ選んでみました。
3−1いつでも温度と湿度が一定
やはり、「いつでも」というのはとてもいいです。朝、起きたときも暑さで起きることはありません。帰宅した瞬間から涼しいです。
私がアパートに住んでいたときは、帰宅すると、エアコンが効き始めるまで5分ほどかかっていました。その時間は汗だくです。そのことを考えると大きなメリットです。
また、以前の私はエアコンをお得に使うためにいろいろなことを考えていました。
例えば・・・
「短い時間の外出はエアコンを付けたままの方が電気代がお得だ」
「1時間以上、家を離れるから消した方がいい」
などです。一条工務店の住宅に住んでからは、つけたままでお得なので、エアコンにつけたほうがいいのか、消したほうがいいのか考えるストレスもなくなりました。
いろいろなストレスを消してくれました!
3−2どこでも温度と湿度が一定
「どこでも」というものもすごくいいです。家中どこでも快適な温度です。
エアコンで涼しい部屋はいいですが、トイレでは汗だく。お風呂上がりも汗だくということがありません。
アパートに住んでいる時、私は新型コロナになってしまいました。すると、妻はなっていませんでしたので、私は自宅で隔離されることになりました。
隔離する際に、エアコンが付いている部屋がない・・・困りました。そういった心配がなくなります。
家の中に暑い場所は一切ありません!
3−3冷えすぎることはない
快適で自然な温度なので、冷えすぎによるストレスもありません。
エアコンだと冷えすぎることがあります。また、送風口から冷風が出てくるので、場所や付け方によっては寒く感じることがあります。設定温度を上げると、逆に暑くなるということもあります。
床冷房だと、風がないので、冷えすぎるということはありません。また、設定温度にもよりますが、室温は28℃程度なので寒いということはありません。
逆に暑いと感じるときは、備え付けのサーキュレーターの風量を上げればいいです。
さらぽか空調は自然で快適な温度で、ノーストレスです!
4、さらぽか空調の「さら」のデリット3選!
どんなにいい空調システムでも悪いところはあります。私が感じたものを3つ紹介します。
4−1湿度が低くなりすぎることも
我が家の場合、湿度は30〜40%になります。夏の湿度は50〜60%が良いと言われています。20%ほど、低いので乾燥を感じるときもあります。
しかし、低いものを高くするのは割りと簡単です。入浴後、浴室を開けておくことで家全体の湿度をあげることができます。また、洗濯の部屋干しでも対策できます。
部屋干しなど、湿度を上がるのは簡単に対応できます!
4−2急に冷やすことはできない
暑いと感じたときは、床冷房なので、急激に冷やすことはできません。
私の友人の場合、床冷房の設定温度を下げてから、はやいと1時間程度、場合によって1日程度、実感するまでにかかると話していました。
私が暑いと感じた場合、サーキュレーターの風量を上げることで対策ができます。設定温度下げなくても、サーキュレーターで十分です。
それでも、暑いようなら、備え付けでエアコンが一台ついています。それを数時間使うという手もあります。(私は使ったことありませんが・・・)
一度、お気に入りの温度まで下がってしまえば、一条工務店の住宅は保湿、保温されます。
急な温度を変えたいときは、エアコンを使用します!
4−3値段は高額
さらぽか空調はオプションです。我が家の場合、49万8000円でした。約50万円ですので、かなりの高額です。家の大きさでも変わるようですが、1万5000円/坪が一般的であるようです。私はお得と感じました。
例えば、我が家と同じ約50万円だったとして、住宅は何十年と住むものです。
30年住むとして、1年あたり1.7万円
40円住むとして、1年あたり1.24万円
50円住むとして、1年あたり1万円
この金額で、毎日の快適さが手に入るのなら、お得です。
総合的に考えるとお得ですね!
まとめ
今回の記事では、一条工務店のさらぽか空調の「さら」(夏の空調システム)について解説しました。
さらぽか空調とは、①除湿しながら換気して、②床冷房で涼しくして、③超気密、超断熱で冷気を逃さないというものです。
実際に使ってみると、メリット・デメリットがあります。ぜひ、今回の記事を参考にして、住宅選びの参考にしてくださいね。