【一条工務店は生活音がうるさい?】「さらぽか空調」導入の住宅の音について解明!!
「静かな住宅に住みたい!!」
「一条工務店の家は静かと聞くけど、本当なの?」
「どのくらい静かなのか知りたい!!」
しっかりと騒音対策がなされ、静かに暮らせる環境であれば、快適で満足度の高い生活を送ることができます。
私は一条工務店の住宅に住み、外からの騒音が少ない静かで快適な生活を送っています。
そこでこの記事では、一条工務店の住宅と騒音について、実際の測定値を交えながら、メリット・デメリットを解説します。
この記事を読めば、「一条工務店の住宅と騒音」について具体的なイメージをもつことができます。
私が自分の住宅をもとに調べたことや感じたことを包み隠さず書きました。静かに生活を重要視している人は最後まで読んでください。
一条工務店の防音対策について
一条工務店の住宅は、超気密・超断熱構造になっています。つまり、住宅の隙間が少なく(気密性が高い)、熱や冷気の出入りがすくない(断熱性が高い)住宅です。
気密性・断熱性が高い住宅なので、快適な空気を家の外に逃がしません。
気密性と断熱性について知りたい方は以下の記事をご覧ください。
気密性が高いので、今回のテーマである外からの騒音をシャットアウトしてくれます。
空調システムの騒音(さらぽか空調)
我が家では、「さらぽか空調」という空調システムを導入しています。さらぽか空調を稼働させていて、騒音を感じた場所は2箇所です。
1、サーキュレーターの付近
2、デシカント式空調換気ユニット(換気システムの本体付近)
「さらぽか空調」を夏に稼働させる場合、サーキュレーターで部屋の空気をかき混ぜることによって、室内をムラなく冷やすことができます。
デシカント式空調換気ユニット(換気システム)を稼働させることによって、室内の空気を冷暖房で快適に保たれている室温を損なうことなく家中の空気を入れ換えることができます。「さらぽか空調」を稼働させる上で、核となる部分です。
さらぽか空調について気になる方はこちらの記事をご覧ください。
実際に測定 室内の騒音について
今回、さらぽか空調を稼働させていた生じた騒音をスマホアプリの騒音測定器を利用して測定することを行いました。今回は1mほど離れて測定しました。
サーキュレーターの音
弱:30デシベルほど
中:35〜40デシベル
強:40デシベルほど
換気システムの音:40デシベルほど
一般的に・・・
音の大きさ | 目安 |
20デシベル | ほとんど聞こえない音 例:木の葉が触れ合う音 |
30デシベル | 非常に小さく聞こえる 例:ささやき声 |
40デシベル | 聞こえるが、支障なし 例:図書館・静かな住宅地の昼 |
50デシベル | 大きく聞こえるが、会話は可能 例:家庭用クーラーの近く・換気扇 |
60デシベル | 大きく聞こえ、うるさい 例:洗濯機の近く・掃除機の近く |
実際に、観測してみると、図書館や静かな住宅地と同じくらいの静かさということがわかります。
同じアプリでエアコンの送風口の近く45デシベル程度、冷蔵庫の近くは40デシベル程度でした。
結果から、1m離れた場所で40デシベル程度です。サーキュレーターは天井についていますし、換気システムは日常生活で邪魔になるような場所に設置しません。気にならないレベルと思っていいです。
室内の音と室外の音を測定器を使って実際に比較
HPにも書いてあるとおり、一条工務店の住宅は、気密性の高い構造になっているので、外からの音をシャットアウトします。
では、どの程度シャットアウトするのか、実際に測定してみました。
室内と室外の音の比較
測定場所 | 私の住宅は住宅地の周囲と室内を比較。 →私の住宅は住宅地に立っているため静かな場所です。 |
測定時期 | 9月上旬の夜 →外は虫の音などがしていて、ちょっとにぎやかでした。 |
室外:50デシベル
室内:30デシベル
私の家の周辺は、雑木林があり、秋になると虫の鳴き声(音)でうるさくなります。50デシベルほどで、外にいるとちょっとうるさいなと感じます。
しかし、室内にはいれば、ほとんど聞こえません。数値も室内であれば30デシベルで40%ほど音をシャットアウトしていることがわかります。
外の音はきになりません!
室内での音の比較
1年間、一条工務店の住宅で生活をしてきて、「前のアパートよりも室内の音が反響する。」と感じていました。そのため、今回室内での反響の度合いを測定しました。
測定 条件 | 脱衣所にある洗濯機を動かし、その音が どの程度反響するか調べる。 |
測定 場所 | 一階浴室の洗濯機前、浴室横のリビング、二階奥に寝室 |
※間取りなどを示すとわかりやすいですが・・・
洗濯機近く ・1mほどはなれたところ | 60デシベル |
浴室リビング ・扉を開けた状態で ・扉を締めた状態で | 45デシベル 35デシベル |
二階奥にある寝室 ・扉を開けた状態で ・扉を締めた状態で | 30デシベル 30デシベル |
結論、若干反響はしますが、扉を閉めれば洗濯の音も気にならない程度になります。
洗濯機近くは、当たり前ですが、かなり音がしました。数値通り(60デシベル)会話がしづらい状態です。
浴室横のリビングでは、扉をあけていると、結果で示した通り(45デシベル)とちょっとうるさいと感じる程度でした。テレビを見ていると、音がきこえづらいと感じる程度です。
また、扉を閉めていれば、音は聞こえますが、会話もテレビもストレスなく、聞こえました。
二階奥にある寝室では、扉を開けようが、閉めようが、ほとんど音は聞こえませんでした。
浴室の扉を閉めれば、ストレスなく生活できそうです。
【音に関して】一条工務店の住宅のメリット・デメリット
今回の調査をもとに、音に関して一条工務店のメリット・デメリットについて考察します。
【メリット】外の騒音が防ぐことができる
一条工務店の住宅は、外の音をシャットアウトすることに優れていると感じます。
今回、騒音を測定すると、室外50デシベル、室内30デシベルでした。ここから、音は40%軽減できたことがわかります。
思い返すと、外で近くの子供が遊んでいても、室内にいれば声は聞こえません。車のエンジン音なども聞こえません。こういったことからかなり数字以上に音を軽減してくれるのではないかと思います。
もしも、線路近くや幹線道路近くなど、外からの騒音が気になる場所に、住宅を建てる方は音をシャットアウトしてくれる一条工務店の住宅はおすすめであると言えます。
外の生活音が気になる方はシャットアウトしてくれます!
【メリット】空調システムも静か
一条工務店のさらぽか空調(空調システム)は、静かに稼働してくれます。
さらぽか空調は湿度と温度を快適なものにしてくれます。季節を問わず快適な生活ができ、私も満足しています。
音に関しても、40デシベル程度です。それは、冷蔵庫の音と同じくらい、もしくは冷蔵庫よりも静かです。生活で気にならないレベルで稼働します。
稼働も静かで助かります!
【デメリット】室内の騒音は若干反響する
生活音の反響は若干感じます。洗濯機などの音が大きい家電では少し気になるかもしれません。私が以前住んでいたアパートよりも、ちょっと響くかなと思います。
しかし、大きな音がなる家電でも、階が違えば音は気になりませんし、扉をしっかりと閉めれば気になりません。
私の家はリビングと浴室(脱衣所)が近いつくりになっています。その結果、数値(デシベル)として大きいものになりましたが、浴室の扉を締めることで対策可能です。
なにより、音の反響は気密性の高さを示しています。この気密性のおかげで湿度・気温がちょうどいい快適な生活が送れるので、私としてはあまりデメリットに感じていません。
優れて気密性を実感できます!
まとめ
この記事では、一条工務店の住宅と騒音について、実際の測定値を交えながら、メリット・デメリットを解説しました。
この記事を読むことで「一条工務店の住宅と騒音」について具体的なイメージがもてたらうれしいです。
静かに生活を重要視し、湿度・気温がちょうどいい快適な生活を送りたい人は一条工務店で住宅を建てることを考えてください。