うまくいかない原因は教師自身の自信のなさ?教師が自信をもって、教壇に立つ方法4選
- 「毎日に余裕がないから、子どもを叱ってしまう。」
- 「叱ることが多くて、子どもとの距離が開いてしまっている」
こんなふうに悩んでいませんか?
実は、それは教壇に立っている教師の発言や言動に迷いがあったり、自信がなかったということが原因かもしれません。
なぜなら、子どもは教師の発言や言動に影響されることが多いからです。
教師歴10年になる私ですが、初任の時はうまくいかないことが多くありました!
自信をもって教壇に立つことができるようになったとき、トラブルが減ったと実感できたり、余裕があることによって、子どもの良さに気付けたりすることが多くありました。
この記事では、私が新任教師のときに実践した、新任教師でも自信をもって教壇に立つ方法を紹介します。
- 先輩の先生の真似をする
- 生徒に本音を伝える
- 朝方になる
- 読書する
この記事を読むと、自信をもって教壇に立つことができるようになり、学級がうまくいくきっかけとなり、叱る教育から褒める教育に移行できる足がかりとなる考え方がわかります。
結論は、私が紹介する自信をもつ方法を普段から実践するだけで、昨日よりも余裕をもつことができ、子どもとの距離を縮めることができます。
うまくいかない原因は教師自身の自信のなさ?
教壇に立っている教師の発言や言動に自信がないことが原因で、子どもとの距離感を縮めたり、叱ることが少なくなるかもしれません。
内閣府の「我が国と諸外国の若者の意識に関する調査(平成30年)によると、日本の若者は「私は自分自身に満足している」に対して「そう思う」と答えた割合は45.1%でした。
ちなみに・・・
- 韓国:73.6%
- アメリカ:86.9%
- イギリス:80.0%
諸外国は、70%〜80%であるのに対して、日本の若者は半分以下と考えると満足できていないことが読み取れます!
こういったデータから日本の内閣府も日本の若者は自己肯定感が低いと述べています。
きっとそれは私達が目の前にしている子どもたちも同じで、自分に対して自信がないのだと思います。
そんな状況で、先生まで自信がなかったら、子どもたちは先生の言葉に耳を貸すでしょうか。学級をまとめてほしいと思うでしょうか。
私自身も、初任者であったとき、自分の発言や言動に対して、全く自信をもてませんでした。
「周りの先生の方が経験年数が多いし・・・」
「私の指導はあっているのか?」
と思ってしまいました。
そんな私は自信がもてず、子どもたちに対して感情的になることが多くなりました。
自分の自信の無さを隠すために、叱ることや強い言葉でまとめるようになりました。それから、子どもたちは次第に、私の言うことを聞かなくなっていきました。
教師が自信をもつ方法とは?
- 先輩の先生のマネをする
- 生徒に本音を伝える
- 朝方になる
- 読書する
この4つをするようになってから、自分に自信をもつことができ、余裕をもつことができ、叱ることが減り、子どもとの距離を縮めることができます。
①先輩の先生のマネをする
先輩の先生のマネをするだけで、自信がつき、堂々とすることができます。自信がない原因は、自分の経験年数の少なさからくるものもあります。
- 「あっているかわからない。」
- 「間違っていたらどうしよう。」
という気持ちがあります。
そこで、先輩の先生のマネという方法はとても有効です。
なぜなら自分の中で、先輩の先生がやっていたという根拠ができるからです。
できるだけ先輩の先生のアドバイスを聞きましょう。聞いて嬉しがらない先輩の先生はいません。
見られるなら授業など見せてもらいましょう。参考になる点が多いはずです。
②生徒に本音を伝える
生徒に「自分の感情を伝える」ということは勇気がいることです。
私は、ついつい「〜〜べきです。」「〜〜しなさい。」と指導していました.
しかし、そういった指導の仕方では、「本当にあれで良かったのか」と思うことが多くありました。
そこで本音をいうことにしました。自分の中で嘘をついていないということから、自信をもつことができます。
こんなことがありました。
よくケンカをしてトラブルになる生徒に対して「〇〇君、先生はあなたとみんなが仲良くすごしてほしいと本当に思っているんだよ。」と伝えると
いつも反抗的な態度だったその生徒は「そっかー。ちょっと考えてみる。」と言ってくれました。
そして私自身、その指導に自信がもてました。それからもトラブルはあったんですけどね。
③朝方になる
私が自信がないことの一番の原因は、時間がないことでした。
「まだプリントができていない。」
「話すことを考えていない。」
など準備不足が原因で自信をもって教室に行けませんでした。
朝、仕事をすると生産性があがります。頭がスッキリした状態で仕事をすることができます。夜、眠たい状態で仕事をするよりも効率的です。
④読書をする
自信がない時は本を読んで知識を身につけることをおすすめします。新任教師は、時間に追われることが多く、本を読む時間がありません。
それでも寝る前の10分でもいいので、本を読みましょう。
本を読むことで、新しい知識を得たり、自分の考えの裏付けをみつけたりして、自然と自信につながります。
私もできるだけ本を読むようにしていますが、なかなか時間を取れないことがあります。
その時は聞き流すことで、知識を得ています。本を読む時間がない人はオーディブルがおすすめです。
通勤中や作業をしながら、読書をすることができます。
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まとめ
新任教師でも自信をもって教壇に立つ方法とは以下の4つです。
- 先輩の先生の真似をする
- 生徒に本音を伝える
- 朝方になる
- 読書をする
私はこの3つを意識的に取り組むことで、自信をもつことができ、それが余裕となり、学級がうまくいくようになったり、子どもとの距離を縮めたりすることができるようになりました。
この方法に取り組んだからといって、すぐに効果が現れるものではありません。そもそも自信をもつということは日々の積み重ねだからです。
しかし、継続的に少しずつ取り組むことで確実に自信をつけることができると思います。
まずは、今からできる読書することから始めてみませんか?
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